ジョー・ジラルディのこと

MLB=ヤンキース、ジラルディ監督と4年契約

ヤンキースの監督ジョー・ジラルディ。敵将(レッドソックスサイドから見ればですが)のことをわざわざ書くのもボクとしてはめったにないことですがちょっとだけ書いておきます。選手としてはキャッチャーとしてメジャーで15年すごし1200試合以上に出ているのでまあまあ頑張った方だと思います。一流半というところでしょうか。この人にちょっと興味をもったのは2006年のマーリンズの監督時代です。初めての監督でしかも率いたのが当時メジャー最弱と言われシーズン100敗は確実といわれたたマーリンズです。前年に主力をごっそり放出し実績のない若い選手ばかりのチームでしたがジラルディは78勝84敗という予想外の立派な成績を残し最優秀監督賞に選ばれています。もっともオーナーとけんかして1年で退任したのはご愛嬌(笑)。まあそのあたりの実績を評価されてヤンキースの監督に選ばれたのでしょう。

前置きが長くなりましたが結局何を言いたいかといえばこの人は「巨大戦力を与えられて当然のように勝つ」、というよりも「しょぼい戦力をうまくやりくりして勝ち星を重ねる」のが得意なのではないか、また実績はあるけれどトウのたった高給取りのベテランを使うより未知の可能性を秘めた若手の力を引き出すのに長けているのではないか、ということです。ご存知のようにヤンキースは7月に主力をごっそり放出し、Aロッドを引退させテシェイラも窓際に放り出し実力未知数の若手中心に戦っています。この戦力で8月は勝ち越ししているのはかなりすごいと思います。テレビで見るジラルディの表情が生き生きして目も輝いているように見えるのはボクだけでしょうか。「ああこの人は今本当に監督という仕事を楽しんでいるんだな」という感じです。
主力をまとめて放出した時点で今年のヤンキースは終わった、とみんな言いましたがボクは逆にジラルディは何かやってくれそうな気がします。これでプレーオフにでも出たら痛快ですね。ヤンキースファンではありませんが今後にかなり注目しています。